2021-09-29

FreeCADでエルゴグリップの設計

 YouTubeのコメントでご質問を頂いたので合ってないかも知れませんが作ってみました



動画で作成した図面はGoogleドライブで共有してあります

エルゴグリップ.FCStd

上記リンクをクリックすると公開してあるGoogleDriveの共有ファイルが開かれます
ダウンロードするには次の画像の部分をクリックしてください






2021-09-28

FreeCADで餌木を設計する動画公開中です

FreeCADでカーブ曲面を簡単に作成する為にCurved Shapes Workbenchをインストールして利用しています。


このワークベンチでの曲面のモデル作成の手順としては、Sketcher等で側面の図と上から見た図、そして正面から見た図を作成して、正面・上・側面の順番で選択してCurved Shapes Workbenchを使ってモデル化することが可能となります。


Itemsの値を変更することで断面のアイテム数を増やすとより滑らかなモデルとなります。



2021-09-10

3DプリンターでPLAの時は特に感じなかった粗さがABSだとあからさまに出るとき

  PETGでも同じだと思いますが、表面がザラザラになったり接合が悪くなるパターンの原因の一つにジャーク速度と通常の印字速度に差がある場合が考えられます


他の原因としては温度で、PLAは190度~印刷可能なものが多いですがABSやPETGは比較的高めでないと印刷できません。
温度では冷却ファンが印刷時に適切に動作していないか回転が低すぎる事も考えられますね

細かなパラメータの調整は不可欠ですが、フィラメントの種類によって調整が必須になるパラメータもあるので気をつけたいものです。

FreeCADのSpreadsheetについて

  FreeCADには表計算的な機能を使って寸法等を管理できるSpreadsheet機能(ワークベンチ)があります。

前回ご紹介したYoutubeに公開中の「机の製図」でも利用していましたが今回は、その機能につての紹介動画を掲載します。


動画中でSpredsheetとつづりを間違えていますがご愛敬と言うことでお許しください(笑)


Spreadsheet中での計算は、=C1*B1のようなセル位置の指定の他にも、エイリアスで命名した変数での計算も可能です。(どちらかと言えばエイリアス名での計算推奨です)

前回のブログでも述べた通り、Spreadsheet機能を利用すると雛形から寸法違いのデータを簡単に作成できるようになります。


テーブルDIY用 図面 (FreeCAD)

 DIY用にテーブルの図面をFreeCADで作成してみました



YouTube内でも紹介していましたCAD図面は下記のリンクからダウンロード可能です。

FreeCADテーブルv2.zip [DOWNLOAD]

上記リンクをクリックすると公開してあるGoogleDriveの共有ファイルが開かれます
ダウンロードするには次の画像の部分をクリックしてください




このテーブルは脚や幕板や天板の接合はホゾではなく金具とビスを想定しています。

木は縦方向(木として生えていた時の天地方向)に伸縮するのでビスを根本まで打ち込まず少し遊びを作るのがコツです。言うなれば、(〇) こうではなく ( 〇 ) こうですw

本当に作る方は止める金具も穴の部分が楕円になっているものが売ってますので探してみてください。

又、木表・木裏(年輪の中心側が裏・木の皮があった側が表です)で反りが発生しますのでこの辺りも考慮する必要があります。

幕板と幕板つなぎで反りは抑えられるかも知れませんが、最悪反った場合には削る等して調整が出来るのもDIYの良いところだと思います。

天板は1枚板ではなく、集成材の600mm辺りを接いで(はいで)2枚で作っても良いでしょう。


脚の部分をの取り付けはテーブルコーナー金具で検索してみてください。

腕に自信のある方はホゾを作って差し込んで作るのも良いと思います、上記の図面はホゾ部分がありませんので図面にホゾを追加するか、ホゾ部分を追加で計算して部材を調達してくださいね。


FreeCADの使い方がわからない方はまずFreeCADの勉強からお願いします(`・ω・´)

今回用意した図面は基本となる寸法を全てSpreadsheet上で設定できるように作ってありますので、少しの寸法調整程度なら数値を変更するだけで調整できます。

調整方法等はうちのグダグダYouTubeチャンネルでグダグダと説明しますので見てください(;^ω^)



FreeCADでの製図はパートデザインワークーベンチからはじめる

  前にも書いていますが、Draftからも開始できますが基本はパートデザインワークベンチ+スケッチャーの組み合わせが簡単かと思います。描くときのコツは最初の線を引いたら寸法の拘束をまずしておく事です。

後から寸法の拘束を付けると長さが変化しすぎて図面が崩れるかも知れません、これは主に線の両端の点を自動拘束した時に発生しがちです。


スケッチワークベンチがあるのに何故パートデザインワークベンチから始めるのか?と言うと、スケッチは機能としては二次元の状態でしかないからです。

Draftワークベンチも二次元ですが、PartDesign+Sketchとの主な違いを私なりの解釈で書いてみます。

Draftを使う場合

  1. 引いた線と線は接続されていなくて良い
  2. 引いた線は単なる線なので面は後からpartワークベンチ等で作成する
  3. ”2.”で面が作成できればpartワークベンチ等で押し出して立体化させる事が可能
  4. サイズがある精密なものには不向きかも知れない

PartDesign+Sketchを使う場合

  1. 線は必ず接続させておく(一筆書きと同じ要領)
  2. 一筆書きで描かれた部分は面と同等の扱いとなる
  3. 押し出すにはbodyが必要となる(Body単位で1塊の立体物とする)
  4. サイズや角度による拘束を簡単に行える
尚、Sketchで単に二次元図面を描いておいて、Draftと同様に面を作成してPartデザインで押し出す事も可能ですが、正直、管理その他面倒が多いと思います。

Draftで描くメリットは3D面が頭で整理出来ていなくても直感的にXYZ軸の方向を回転させながら線を引いて面を作成することが可能になるかも知れません、立体物をペタペタくっつけて造形するにはDraftの方が向いているかも知れません。



YouTubeで最近更新してるFreeCADの紹介動画を紹介

  えーと、うちの まきび技術研究所チャンネルの動画


FreeCAD 怒涛の再入門編 パート1です


FreeCAD で図面を描くときは、Draftワークベンチと言う二次元系の作図機能とスケッチャーと言う拘束型の作図機能があります。

どちらも一長一短でそれぞれに癖があり両方習得すれば一番良いのですが、初心者が一番迷うであろうと思われる図面から立体への押し出しについて説明をしています。

又、混乱を招きやすいのですが、FreeCADには押し出すドラフトワークベンチとスケッチワークベンチ以外にも、押し出して3D化する為の機能としてパートワークベンチとパートデザインワークベンチの二種類が存在しています。

一番素直にやるなら、パートワークベンチ+スケッチャーだと思います

中程度に使いこなすなら、パートワークベンチ+スケッチャー+パートワークベンチ

高度にやるなら、パートワークベンチ+スケッチャー+ドラフト+パートワークベンチ

ですかね、これに加えてFreeCADは、追加機能をワークベンチやマクロとしてインポートして拡張する事が出来ます、すでにインポートしてある機能もあれば、自分で探してインポートする方法もあります。


条件なく、無料で使い続ける事が出来る点で商用のCADの無料版との違いがあるばかりか、オープンソースな開発環境なのも素晴らしい点です。


まだFreeCADを使っていない方で3Dプリンターを購入予定の方や3Dプリンターを買いたい方は是非一緒に勉強しませんか?(`・ω・´)



追伸:

以前、クマでもわかる入門編ってのをやった事があるのでこちらも参考になるかも知れません。